名古屋の映画好き社長のblog −「映画観てる?映画を観れば幸せになれる!」−

仕事より映画を優先してしまう(?)名古屋で働く、炉鳩(ろばと)が映画案内を中心に毎日更新しているブログです。

映画

映画『僕らのミライへ逆回転』を観てきました。

映画『僕らのミライへ逆回転』を観てきました。

映画『僕らのミライに逆回転』





この映画、各紹介ではコメディジャンルとして紹介されていることが多いようですが、
むしろワシは、『シネマ・パラダイス』に通じる、ハートウォーミングで、
作品だと思いました。

そして何と言っても、映画に対する愛情が伝わってきた作品でした。

前半の、VHSビデオから映画が消えてしまったことによる
作品リメイク(って、リメイクにもなっていないのですが(^^))の場面は
確かに楽しいです。

最初の『ゴーストバスターズ』から始まって、
『ロボコップ』
『ライオン・キング』
『2001年 宇宙の旅』
『ラッシュアワー2』
『ドライビングMissデイジー』
などなど、実に多くのパロディ・・・でなかった、(苦笑)
リメイクの様子が出てきます。


原題の『BE KIND REWIND』は、
『ビデオテープは巻き戻して返却してね』といった意味です。

もちろん舞台が、DVDレンタルが主流な時代に、今なおレンタルビデオ屋として営業を続けている、
建物の取り壊しの為、立ち退きを要求されている店だからというのもありますが、
しかし、『ビデオテープは巻き戻して返却してね』という中に、
次に借りる人のこと、つまり、自分以外の人にも思いやりをもってね。
という意味が隠れているような気がして、
そういう意味でも、現代の世知辛い世の中な今だからこそ、
この映画『僕らのミライへ逆回転』に、温かみを感じられたのかもしれません。

映画『最後の初恋』を観てきました。

映画『最後の初恋』を観てきました。

映画『最後の初恋』









ダイアン・レインとリチャード・ギア主演の恋愛映画
これだけで観に行くという人、少なくないと思います。

そして、少なくともワシには、期待以上にいろいろ得るものが多かった
有意義な作品だったと言えます。

一番心揺り動かされたのは、
リチャード・ギア演じる外科医が手術中に亡くなってしまった女性の夫が
リチャード・ギア演じる外科医に語る妻への想いのシーンです。

今までわがままを言ったことが無い妻が、頬の腫れ物除去手術をしたいと言ったこと。
それは、夫のためにキレイになりたいという、妻の想いから。
夫はその腫れ物なんか気にしていなかったが、手術を受けさせることを許可し
そして、術中の事故により、その最愛の妻を亡くしてしまったこと。

このシーンは、短く、語りも淡々としていますが、しかし、この映画の中で
一番"愛情"というものは何ぞや?ということを明快に示している場面です。

ここだけでも必見の映画だと言えます。



それにしても、確かにリチャード・ギアが演じる外科医は
ダイアン・レイン演じる主婦に再生されましたが、
しかしこの『最後の初恋』の主役はダイアン・レイン演じる主婦の方だったように
思えます。

思えば個人的に、ダイアン・レインとは同じ年齢くらいで、
昔の『ストリート・オブ・ファイア』や『コットン・クラブ』とか、
マット・ディロンとの数々の競演作など、ずっとリアルタイムで観てきましたが、
その当時の彼女より、今の彼女の方がずっと魅力的です。

20代の頃より、40代の今のダイアン・レインの方がずっと惹かれます。

そうした彼女の最近の代表作として、ワシはこの『最後の初恋』と
それからコレはワシの一押しである『トスカーナの休日』を
ぜひお勧めいたします。

映画『ゲットスマート』観てきました。

映画『ゲットスマート』観てきました。

映画『ゲットスマート』













お笑い映画、おバカ映画というのは、
制作側にとっては難しい作品だとワシは思っています。
泣かせる映画の方が絶対ラクなハズです。

これは世界共通でしょう。
『ゲットスマート』は、そんな難しいお笑い映画です。

お笑い映画がなぜ難しいかと言えば、それはお笑いのツボが一人ひとり違うからです。
ましてお国が違えば、それはなおさらでしょう。

だからでしょう、
アメリカでコメディで有名な人が、日本ではあまり人気がないという例が少なくないです。

スティーブ・マーティンなんか代表的ですよね。
そして、本作『ゲット・スマート』の主役、スティーブ・カレルもそうした一人でしょう。

う〜ん、正直なところ、全編笑いの連続とは言いませんが、
しかしワシは結構楽しめました。

アメリカの連続テレビドラマ『HEROS』で人気のマシ・オカも出演しているので、
そちらを楽しみに観に行くのもよいでしょうね。

映画『アイアンマン』観てきました。

映画『アイアンマン』観てきました。

映画『アイアンマン』












天才で、金持ちで、女好き。

この『アイアンマン』の主役であるトニー・スタークは、
昨今の主流である、悩める、ダークなヒーローとは対極に居ます。


一言で言ってしまえば、"荒唐無稽"な映画です。
しかし、原作がコミックだから、それが通じてしまいます。

劇中でも
「トニーは洞窟でガラクタから作ったんだぞ!」
「私はトニーじゃないです。」
というやりとりがありました。

そう、全て
『彼(トニー・スターク)は天才だから』
でこの映画は観れてしまいます。


しかし、断っておきますが、ワシはこの映画を非難していません。
むしろ、娯楽エンターテイメント映画として、
しっかり楽しめる映画になっていて良かったと思っています。

最後、エンドロール後にサミュエル・L・ジャクソンが登場して
続編があるようですが、そちらもまた楽しみです。


ただ、『アイアンマン』の見た目は、日本人にとっては少し馴染めないのでは?
という危惧を持っています。

事実、今まで同じコミックの
『バットマン』
『スパイダーマン』
『スーパーマン』
などよりも日本での『アイアンマン』の知名度が低かったのは
そのためだと思います。

しかし、今回の実写版の映画を観てもらえば
その評価も変わると思います。

緒形拳さんの訃報に際して

俳優の緒形拳さんが亡くなられました。

あまりにも唐突な死で驚いたのはワシだけではないでしょう。


死因などは不明ですが、実は数年前からがん(肝臓がん)を患っていたという報道もあります。

あさって10/9(木)からは最新作のドラマも放送開始という直前の悲報でした。


数年前からがんだったということは、これまでおそらく投薬などの治療をしていたと思います。
それをみじんも見せずに亡くなる直前の先月まで仕事をこなしていたという
緒形拳さん姿勢が凄いです。


役者としてはワシが何か言うのもおこがましいくらいで
誰もが認める名優ですが、演技力だけでなく、
仕事に、そして周りに対する姿勢がまた、素晴らしいです。


ワシは普段から、いつ死んでもいいようにという思いで
仕事や生活に対しているつもりなのですが、
果たして本当にそれができているのだろうか?
果たして緒形拳さんのようなカッコいい生き様、
または、死に様ができるだろうか?

と思っています。


緒形拳さんのご冥福をお祈りいたします。

名古屋空港に『ミッドランドシネマ 名古屋空港』がオープンします。

映画館がある空港って日本、いや世界中を見てもあるんでしょうか?
そう思ってしまいました。

名古屋駅前のミッドランドスクエアに入居している
『ミッドランドスクエア シネマ』が、
名古屋空港に『ミッドランドシネマ 名古屋空港』を
今秋(2008年10月)にオープンするのです。

もっとも映画館単独ではなく、地元ユニー(&アピタ)が出す大型ショッピングセンター『エアポートウォーク名古屋』の中核テナントとして出店する、というわけです。

この『ミッドランドシネマ 名古屋空港』の最大のウリは、
愛知県初の"超立体映像デジタル3D!"を導入したということです。

いまやコンビニ同様、いわゆるシネコンといわれる
複数のスクリーンを持つ大型映画館は、今や飽和状態です。

平日なんて、これでよく採算が取れてるなと思えるくらい、
どこもガラガラです。

そんな状況の中での開業となる『ミッドランドシネマ 名古屋空港』

まずは一度視察に行ってきたいと思っています。

映画『イントゥ・ザ・ワイルド』を観てきました。

映画『イントゥ・ザ・ワイルド』を観てきました。

映画『イントゥ・ザ・ワイルド』






男なら誰しもこの主人公・クリストファーの気持ち・行動に
共感できるのではないでしょうか?

20代前半までの若い世代、そして、かつてそういう世代だった世代。
全ての男ならこうした行動に駆られた想いはあると思います。

(もっとも最近は、こんな思いを持たないヒ弱なオトコ、
 こうした行動に共感できるオンナ、というのが多くなってきているのかな?)


いろんな人との触れ合いがありますが、
ワシは後半の、革職人の独り身の年老いた男性とのエピソードが好きです。

どうしても行って欲しくないという思いからであろう、
「ワシの養子にならないか?」という老人の申し出。

そして、その申入れを受入れるのに抵抗は無いのだが、
それは自分の夢を実現した後(のち)に、
というだけで別れて旅立つクリストファー。

しかし、それが最後の別れになってしまう。
という件(くだり)。

とってもいいシーンです。

愛情というものをようやくわかって、さぁ下山しようというときに
皮肉にも厳しい自然によってそれを拒まれ、そして命を落としてしまう。
それも、現代の、先進国に住む人間が、餓死するというショッキングなことにより。

主演のエミール・ハーシュもまた、凄く良いです。
(レオナルド・ディカプリオに似て美形でもあります。)

後半、劇痩せしてしまうその体造りに単純に驚いてしまいます。

今夏公開された『スピード・レーサー』
(日本のアニメ『マッハGoGo』のウォシャウスキー監督による実写映画)
でも主演を演じていましたが、
エミール・ハーシュの今後の出演作にもまた、要注意です。

映画『ハンコック』を観てきました。

映画『ハンコック』を観てきました。


ハンコック


今や一番"名前"だけで稼げる俳優=ウィル・スミスの主演映画ということで、
公開前からも宣伝にチカラが入っていたように見受けられます。

この映画『ハンコック』
一番の特徴は、正義のヒーローを更正させる。という展開。
心を入れ替えて、愛されるヒーローになるべく奮闘するという展開。

コレが今までのヒーローものにないコンセプトで面白いです。
ストーリーの前半を占める、この部分がまずは面白いです。

『ハンコック』が服役して、心を入れ替えて出所してきて
銀行強盗と対峙する際の、包囲している警官隊に向かっての
過剰なまでの「グッジョッ!(GoodJob!)」が可笑しいです。

ところで、映画『ハンコック』に対する大方の印象は、
はぐれヒーローもの(って、そんなジャンル自体"初")でしょうが、
後半は、『ハンコック』の謎が明らかになったり、
ラブストーリーになったりと、その展開の変わり様が、
意外だけど惹きつけられます。

単なるヒーローアクション映画でないのが魅力です。
この三連休中に、あるいは、来週も連休がありますが、
映画『ハンコック』をご覧になってはいかがでしょうか


追記
ところでこの『ハンコック』の上映前に
『ターミネーター4』と『007 慰めの報酬』の予告が流されました。
おそらく劇場では初めてではないかと思います。
(公式サイトでは既に観ていましたが)

これだけでも楽しめると思います。
(どこの劇場でも必ず観られるものなのかはわかりませんが)

映画『ゲットスマート』の前売特典はマドンナの主題歌

以前から映画を観るときはあらかじめ前売りを買っていると言っていますが、
昨日、10/11公開の『ゲットスマート』という映画の前売りを買ったら、
マドンナが歌う、その映画の主題歌を無料で購入できるというiTunesのカードが特典としてついていました。

ワシもiPhoneにしてから、iTunesの利用が格段に増えたのですが、
この特典はなかなか面白いですね。

だいたいシングルは1曲150円なので、おまけ(景品)としても充分見合います。

今後、iTunesで1曲プレゼント。
iPodを始めとして、携帯音楽プレイヤーが氾濫している今、
こうしたプレゼントが増えてくると思います。

映画『ゲットスマート』
ゲットスマート

映画雑誌「ROADSHOW(ロードショー)」が廃刊になるそうです

映画雑誌「ROADSHOW(ロードショー)」が、11月21日発売の2009年1月号で休刊するそうです。

ワシとしては、これは結構ショッキングです。
出版界で言う休刊とは、事実上の廃刊ですからね。

「ROADSHOW(ロードショー)」は1972年創刊で、、「SCREEN(スクリーン)」と並んで、日本国内外の映画スターの写真や独占インタビューなどを掲載して人気を集めてきた雑誌で、ワシも中学生の頃からしばらく買い続けていました。

廃刊の理由はご多分に漏れず、発行部数の減少と、それによる広告収入が減ったことだそうです。

わしとしては、キネマ旬報より、写真が豊富だった「ROADSHOW(ロードショー)」の方が遥かに映画誌としては愛着があったのですがね。

思い出がまたひとつ消えていく感じです。
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