三連休中でビジネスモードが緩んでいる最中に
大きなニュース(とワシは思っています)が飛び込んできましたね。

パナソニックが三洋電機を子会社化するというニュースです。
これは大手電機メーカー同士の国内初の本格再編となり、
単純合計で年間売上高が11兆円を上回る最大の電機メーカーが誕生することを意味します。

どちらも本社は大阪で、しかも1キロくらいしか離れていない地域にあるとか、
あるいは三洋創業者の井植歳男氏と松下電器産業の創業者である松下幸之助氏とは
親戚関係にあるとか、井植歳男氏が松下幸之助氏の創業時から事業を手伝い、
のちに松下から独立して三洋を起こしたなど、何かと縁はあったようですね。

ただ、株式持ち合いなどの資本関係はなかったようですが。


金融や小売の統合・再編の波が電機業界にも波及してきたという感じですね。
アメリカではゼネラル・モーターズとクライスラーが共同出資するとか合併するとか言っていますし、
日本でもこのあと自動車業界や、あと、テレビ等のマスコミ業界で
こうした統合・再編の波が押し寄せてくると思います。

正に生き残りを探る時代となってきていることがわかります。