起業というのは昔からはありました。
現代でももちろんベンチャーで独立・起業というのはあります。

現代、ベンチャーで多い業界というのは、やはりIT系じゃないでしょうか?
一口にIT系と言っても、インターネット関連からフリーエンジニア、
あるいは、ソフト系からハード系といった具合に、実に幅広いですが、
ともかくその数は、ITバブルと言われていた1990年代後半頃から、
急激に増加していると思います。

ところで独立と言っても、その後、
個人事業主としてビジネスをやる人もいれば、
法人設立して会社を起こす場合もあります。

会社を起こすことで言えば、
会社法の改正で会社を簡単に起こせるようになったということは、
起業し易くなったという点において、独立志向の人にとって
追い風になったことだということは間違いないと思われます。

実際国も、いわゆる起業熱を促すために法改正したのですが、
その点は目論みどおりといったところでしょう。
ワシなんて、正にこうした法改正が無ければ
会社なんて設立できなかったクチですからね。

なのでワシには最近のベンチャーブーム
(ブームという言い方は好きではないですが)と、
それに関する世間の動きはありがたい傾向なのだが、
一方で、相変わらずの安定志向というか、
会社員で安泰な生活を望む人もまた多いのです。
(まっ、実際はそうした人が圧倒的なのですがね)


ワシには、「安定志向=(大企業に勤める)会社員」という図式は
全く理解できないし、そもそも、組織の中で仕える。
というのが性に合わないからフリーになり、独立したわけなのだが、
だいだい、自分の仕事ややりたい事を、自分でなく、他人、
或いは組織から言われてやる、ということ。
もっと極端に言えば、自分の人生を、他人の指示によって決められることに
甘んじられることが全くもって理解できない。

とりわけワシもそうだが、IT系に居る人にとっては、
フリー(=独立)しやすい環境に居るわけだから、
”思うところがある人”は、ただちに行動すべきですよ。

「とは言え、やはりどーしても不安だ」という人
(その気持ちもよくわかります)は、最近は「VSN」のような、
フリーな人を応援してくれるところもあるので、
そうしたところを活用してみたら良いと思います。