リトル・ランナー映画『リトル・ランナー』観てきました。題材からすれば、どう転んでもストーリーが成り立つと思います。たとえば、青春スポ根系とか、お涙感動モノとか。

しかし、この映画『リトル・ランナー』は、そのどちら路線でもなかったです。そして、中でも、主人公の少年が校則破りのやんちゃな少年という設定が一番のヒットだったかも。

それから、ボストンマラソンのシーンがとても短かったというところからしても、”14歳の少年が無謀にもボストンマラソンに出場して、優勝できるかどうかに焦点を当てた作品ではない”ということがわかり、この作品で描きたいものが深いところにあるというのがよくわかります。