オリバー・ツイスト ロマン・ポランスキー映画『オリバー・ツイスト』を観てきました。この作品もリメイク作品です。(ホント、ハリウッドって、リメイク作品が多いですな。)

なんか、前宣伝は、やたらと”感動”の文字が多かったんだけど、残念ながらワシにはソレはヒットしませんでした。なんか、少年が虐待・・・とまでは行ってないけど、虐げられるが、それでも健気に生きていく。っていうお話しは、どうも生理的に受入れられないですな。それに、ベン・キングズレー演じる爺さんが、悪い奴なんだけど、根はやさしくていい人である。という設定なのかと思っていたら、ホントにタダのこそ泥だったというのがとても期待外れだったし・・・

もっとも、そんなこそ泥の爺さんでも、オリバー少年にとっては、それ以前の生活の方がもっと悲惨だったため、爺さんを好きで、感謝しているという点は、健気さが増すという意味では良かった作品です。

それにしても、この、オリバー少年役の子役の子の演技だけでこの『オリバー・ツイスト』は観られたな。というのが、正直な感想であります。