映画『ペイバック』観ました。
ワシは基本的にアクション映画が好きである。これはワシに限らず、男子は大抵そうであろう。
メル・ギブソンはオーストラリア映画『マッドマックス』の強烈なアクション映画で鮮烈なデビューを果たし、他にも、『リーサル・ウエポン』など、アクション俳優として一時代を築き、その後、アクション以外にも幅を広げ、さらには監督としても手腕を発揮し、『ブレイブ・ハート』ではアカデミー監督賞も受賞しています。
この『ペイバック』は、そんな彼の、最近のアクション作品です。
ワシはこの『ペイバック』、大変好きです。それは、アクションシーンはもちろん、メル・ギブソン演じる主役、ポーターの破天荒なまでの、カネへの執着心によるところが大きいです。
裏切りにより手にするはずだったカネを取られ、自分は瀕死の重傷を負わされた。それに対する執念たるやハンパではなく、マフィア組織をもぶっ潰してしまいます。
その中でも、カネに執着している割には、「13万ドルではなく、7万ドルだ」と、13万ドル、あるいは、それ以上、せしめることができるのに、妙にそのへんは律儀堅いという設定の妙が最高におかしいです。
それにしても、メル・ギブソンも、さすがに年齢を重ねてきているので、もうアクションはキツいんだろうけど、やっぱりアクション映画が良いなと、再認識できた1本となりました。