■今回は『ア・フュー・グッドメン』をお届けします。
この作品、いわゆる法廷ものです。
法廷ものって、実は結構観るのが難しいと感じることが多いです。
それは、
・セリフが多い。
セリフが多いが、字幕には字数に制限がある。
ということは、必然的に言葉が"はしょられる"ところが多くなるということ
・人物背景が複雑の場合、それを把握しようとするだけで混乱する。
・法廷内の映像が多くなるので、動きが少ない。
・以上の要素が絡み、眠気と戦う確立が高くなる。(^_^)
等です。
しかし、法廷ものというジャンルがあると言って差し支えないくらい、
昔から、法廷劇を扱った作品が多いですし、ある程度のキャリアを積んでいる
俳優なら、必ず1回は出演しているジャンルのものだと言えます。
それは、カラダを使ってでなく、喋り(セリフ)だけで演技して、観客に魅せる。
この作品、いわゆる法廷ものです。
法廷ものって、実は結構観るのが難しいと感じることが多いです。
それは、
・セリフが多い。
セリフが多いが、字幕には字数に制限がある。
ということは、必然的に言葉が"はしょられる"ところが多くなるということ
・人物背景が複雑の場合、それを把握しようとするだけで混乱する。
・法廷内の映像が多くなるので、動きが少ない。
・以上の要素が絡み、眠気と戦う確立が高くなる。(^_^)
等です。
しかし、法廷ものというジャンルがあると言って差し支えないくらい、
昔から、法廷劇を扱った作品が多いですし、ある程度のキャリアを積んでいる
俳優なら、必ず1回は出演しているジャンルのものだと言えます。
それは、カラダを使ってでなく、喋り(セリフ)だけで演技して、観客に魅せる。
という点において、役者としてのヤリ甲斐を感じるということではないかと
ロバートは思ってます。
トム・クルーズには
『ザ・ファーム 法律事務所』という、別の法廷劇ものの作品もあります。
今回の『ア・フュー・グッドメン』と、見比べて観るのも面白いかもしれませんね。
■上で挙げたように、俳優にとって、法廷劇というのは、
トム・クルーズには
『ザ・ファーム 法律事務所』という、別の法廷劇ものの作品もあります。
今回の『ア・フュー・グッドメン』と、見比べて観るのも面白いかもしれませんね。
■上で挙げたように、俳優にとって、法廷劇というのは、
役者魂が燃える題材と言えるのではないでしょうか?
この『ア・フュー・グッドメン』にも、実に豪華な俳優が集まりました。
そして、トム・クルーズはじめ、皆それぞれが素晴らしい演技で火花を散らしています。
そんな中、圧倒的な存在感で居るのが、やはりと言うか、
ジャック・ニコルソンです。
ジャック・ニコルソンが上手いということはもうわかりきっていることなので、
そして、トム・クルーズはじめ、皆それぞれが素晴らしい演技で火花を散らしています。
そんな中、圧倒的な存在感で居るのが、やはりと言うか、
ジャック・ニコルソンです。
ジャック・ニコルソンが上手いということはもうわかりきっていることなので、
できれば避けたいくらい、今さら凄い凄いと言いたくないんだけど、
やっぱり凄いんです、すっげぇーんです。
トム・クルーズが吹っ飛ぶくらいのド迫力な存在感を示します。
出演シーンが少ないから良いものの、でなければ、どちらが主役かわからない
くらいの威圧感です。
そしてその上、余裕も感じられます。
ジャック・ニコルソン扮する、ジェセップ大佐が、
トム・クルーズが吹っ飛ぶくらいのド迫力な存在感を示します。
出演シーンが少ないから良いものの、でなければ、どちらが主役かわからない
くらいの威圧感です。
そしてその上、余裕も感じられます。
ジャック・ニコルソン扮する、ジェセップ大佐が、
トム・クルーズ扮する、キャフィ中尉に凄むところなんかサスガの迫力です。
前半でこの場面があり、後半はキャフィ中尉がジェセップ大佐にやり返す
訳ですが、迫力は圧倒的にジェセップ大佐が勝っています。
■そうは言っても、やはりこの映画はトム・クルーズが主演でした。
キャフィ中尉の心理的に成長していく過程、
前半でこの場面があり、後半はキャフィ中尉がジェセップ大佐にやり返す
訳ですが、迫力は圧倒的にジェセップ大佐が勝っています。
■そうは言っても、やはりこの映画はトム・クルーズが主演でした。
キャフィ中尉の心理的に成長していく過程、
−つまり、今まで受けた弁護は連戦連勝だったが、それは、妥協点を見つけ
ての示談ばかりでのもので、つまり、本当の法廷というものを知らずに、
法廷とはこんなものかとタカをくくっていた若者が、本来の法廷の姿に
目覚める。というもの−
これが観ている者にはわかりやすく、ある意味、青春映画にも通じるような
感覚すら覚えて観られました。
そしてそして、ラストが実に良いんです。
ロバートが好きなところは二ヶ所あります。
ひとつは、
「自分で戦えない人を守るのが俺たちの務めだ。サンティアゴ(被害者)を
守ってやれば良かった」と言った、無罪だが、軍は追放されることになった
被告のドーソン上等兵に対して、
「名誉に軍服は必要ないぞ」と言うキャフィ中尉のセリフ。
そして、それに敬礼で応えるドーソン上等兵。
このシーン、なんか人間として嬉しくなってくるシーンです。
そして、二つ目は、
キャフィ中尉が、最後に振り返って、誰も居なくなった法廷を見渡す時の眼。
本当の裁判をやったぞ、本当の法廷を見つけたぞ。
という充実感に溢れているようでした。
■という訳で、この『ア・フュー・グッドメン』
法廷モノが好きな方、
最後の、ジェセップ大佐(ジャック・ニコルソン)を落そうとする、
キャフィ中尉(トム・クルーズ)の戦略。そして、
それに対峙するジェセップ大佐(ジャック・ニコルソン)のド迫力の態度。
この演技のぶつかりあいを楽しみたい方、
そして、本物を知った時の人間の喜びを観たい方。にお勧めします。
さぁ、アナタも映画観ましょう!